
廃墟
#039 秩父鉱山 ①
峠を越える為に通過した金山志賀坂線(林道)、途中大きな現役鉱山が姿を現し、周囲には廃墟群が。この現役施設と廃墟が隣接する風景がとても奇妙に覚え、翌年には元鉱山夫(ニッチツ職員)を伴って施設取材。現場と貴重な当時の話から山深い鉱山の歴史が見えてきました。 埼玉県│秩父鉱山 調査:2...

廃墟
#038 君津エースゴルフクラブ
房総半島では釣り人や登山者に特に有名だった廃橋がありました、全国的に見てもその規模は大きくて見るものを驚かせたといいます。深い山中で揺れた娯楽産業開発とバブル崩壊、その後二転三転する再開発の顛末を徹底調査。現在は太陽光発電区画なった現場の歴史をご紹介します。 千葉県│...

伝承
#037 岩塔ヶ原 ②
2000年初頭、ネット黎明期に登場した都市伝説「岩塔ヶ原」。山窩と呼ばれる漂浪民族の終焉の地とされるその場所は、現在特別天然保護区域に指定された尾瀬の立入禁止地区でした。戦前の創作と史実に揺れた謎多き岩塔ヶ原へ、約20年の時を経て今回はいよいよ現地へ向い調査を行います。 ...

秘境
#036 小浦海岸
房総半島にはプライベートビートと呼称するに相応しい日常と隔離された浜辺が複数存在します、そこへ到るには絶壁の昇降であったり深い藪を漕いだりと一筋縄ではいきません。しかし険しい道程を越えたその場所は非常に美しく、噂に違わぬ人独りいない静けさと波の音が支配する非日常的な風景が広がっ...

廃村
#035 霊仙 保月集落
峠越えの宿場町としても栄え、近代史では周辺集落の随一の規模をほこった保月集落。都市部から離れた山村として行政機能の代理業務を行い、多岐に渡る産業も維持し続けた特異な集落でもありました。現在でも元住民による保存活動や冬季を除く期間村民の存在など変動し続ける生きた廃村、この保月集落...

廃村
#034 霊仙 杉集落
旧脇ヶ畑村三集落で一番古い集落として知られる杉集落、そのルーツはやはりご神体にも選ばれた杉の大木から。土着の樹木信仰と山間部では珍しい平地に恵まれた農耕文化、地域性を色濃く残した集落形態は歴史的価値も高いのでした。全国的にも稀な一行政地域一斉離村など語りつくせぬ杉の歩みにフォー...

廃村
#033 霊仙 向之倉集落
霊仙の廃村群の中に一際異彩を放つ集落が一つあります。長い歴史が確かに記録されてはいる、なのに集落形成時期や形成当時の模様がはっきりしない。そんな謎多き「向之倉集落」は幾つもの呼称で呼ばれたことでも知られる、近年に急速に倒壊数が増えたこの集落の歴史とそこで生活した人々の様子をレポ...

廃村
#032 霊仙 後谷集落
当初の事前調査では2006年頃の段階で行政記録上の廃村が確認されていました、しかし実際に赴くと明らかに人の気配。2009年には住民が戻り冬季は無人となる限界集落であることが判明しました。道路の突き当たりに位置し、現在では多賀鉱山跡と砂防ダムが当時を語るのみ。この小さな集落の歴史...

廃村
#031 霊仙 桃原集落
今も残る滋賀県多賀町の霊仙山麓に位置する廃村群、その中で現住世帯が一つでしかも住人が1人という限界集落がありました。一見すると廃村寸前とは思えないほどの人の気配、そして整然と並ぶ家屋たち。しかし集落から人々は去り、近代化に取り残され時間が止まったその集落の名は桃原。この山深い集...

廃村
#030 霊仙 比婆神社
未だに幾つかの謎と、調査が終わっていない岩窟と。男鬼集落や高取山城(城男鬼城)との関係、創祀や御祭神の由来など兎にも角にも興味が尽きないこの神社。地域文化との繋がりも非常に強く、そして何故この地に祭られたのか。神社までの現在の参拝道と旧道の存在、明らかに創祀より古い時代の古道な...