観光
#014 東赤谷連続洞門
紆余曲折の歴史を辿った鉱山専用軌道、そして軍需に沸いた戦略物資輸送線としての顔。美しい景観とは裏腹に数々の運営譲渡を繰り返した日鉄鉱業赤谷鉱山専用線と、その後二次利用としての連続洞門をご紹介します。現在も残る鉱山跡へ続く大迫力の廃橋と併走するスノーシェードを撮影しました。 ...
廃墟
#013 細尾第一発電所
建造物としても希少な国内では三番目に古い発電所となる細尾第一発電所、その長い歴史の中には数々の驚くべき事実が眠っていました。銅山の電力源としてだけでなく、発電所としての本来の稼働能力を試されたモダンで美しいレンガ造りの発電所。今に伝える数々エピソードを少しだけご紹介します。 ...
廃墟
#012 通洞動力所
近代産業遺構として非常に貴重な建造物である電力施設、地域産業の地盤を支えた工場でもあったことから地元でも愛されていた。2011年の衝撃的な崩落の知らせは記憶に新しい、貴重な足尾銅山関連施設の中でも異彩を放っていたレンガ造りの通洞動力所と隣接建造された新梨子油力発電所の在りし日の...
廃墟
#011 宇都野火薬庫
1954年にその役目を負え、2007年には国史跡指定と成った産業遺構となる宇都野火薬庫。しかしその実情は行政管轄とはいえ芳しくなく、国史跡指定から10年以上の月日を経過してからやっと保存活動に着手すると言う酷いものだった。戦後復興に埋もれ、蔑ろにされ続けたこの廃墟の歴史を今の姿...
登山
#010 開墾場の滝
房総半島の隠れた景勝地、そして林業型の川廻しと言う特色を持った美しい造形を見せる開墾場の滝。実は正式名称さえない山岳産業の残照ともいえる人口瀑、千葉県特有の河川造成が生んだ山深いこの滝は季節毎に全く違う姿で来訪者を楽しませる。歴史的背景と造成による地形の変化を交え今の姿をレポー...
廃村
#009 深沢集落
かつて足尾銅山の深沢集落は先に紹介した愛宕下集落同様、飛火の火事によって集落が全焼した歴史を持つ。当時としては富裕層と同等の住宅設備、そして重要な産業道路沿いという立地で沢山の鉱山夫が居住した地として知られている。しかしその実態は絶えず火の恐怖と隣り合わせだった銅山集落、波乱に...
廃村
#008 愛宕下集落
足尾銅山の愛宕下集落は山火事跡に開発され、一時期は銅山としては最大規模を誇った鉱山夫住宅群。現在はその殆どが解体されてしまったが道路沿いにはいまだこの場所に居住する方も、解体が幾度と無く噂されている足尾銅山関連施設の中でも歴史的価値の高い現存する住宅と当事の写真と共にその歴史を...
秘境
#007 高宕渓谷
房総の秘地、T秘境と名付けられた高宕渓谷。その美しさは千葉県随一とも言われ、沢山の人々を惹き付けた。林道ライダーが火付役なり、都心から近いことで沢山のライダーが来訪。一時期は住民とのトラブルも続発した景勝地。しかし調査を進めると県内でも特殊な造成目的を過去にもつ、歴史的価値のあ...
廃村
#006 湯ヶ滝集落
戦後復興に取り残された房総半島の山中集落、湯ヶ滝。温泉地としても知られる七里川温泉の対岸に今もひっそりと残る廃屋と残された残留物。それぞれの歴史を辿る為、ヤマビルだらけの山行へ。落橋や様々な環境変化が離村へと繋がったが実は近年まで人が住まう現住集落だったという聞き取り調査からそ...
廃道
#005 遠沢新道
深い谷に沿う様に延びた林道、そこには各時代を支えた生活道路としての側面の他に物資運搬にりも利用された産業道路と言う顔も。ダム建設で廃道化するまで細々と利用され続けた苔生す美しき廃道へ、そしてまだ見ぬ連続隧道へ挑む。とある廃道マニアのレポートが切欠となりNPO団体が中心となって保...