
廃村
#026 霊仙 入谷集落
廃村の奥深さと歴史的背景の興味深さに気付かせて頂いた貴重な廃村群、それが滋賀県の山中に残されている霊仙廃村群です。高齢化、離村、そして廃村と高度成長期に影で問題となった山岳産業とそこに住む人々の背景に迫ります。最初は入谷集落へ向います、急斜面にへばり付く坂道からのアプローチが特...

廃村
#016 古河鉱業水掛社宅
足尾銅山関連施設として語られる事の少ない掛水地区の役員住宅と社宅群、そして現在でも現役運用されている古河機械金属株式会社福利厚生施設。足尾駅の眼前ながら着目される事なく残るこの地区の歴史を少しだけ掘り下げてみたいと思います。一部は観光地化されており、予約制ですが内部閲覧も可能で...

廃村
#009 深沢集落
かつて足尾銅山の深沢集落は先に紹介した愛宕下集落同様、飛火の火事によって集落が全焼した歴史を持つ。当時としては富裕層と同等の住宅設備、そして重要な産業道路沿いという立地で沢山の鉱山夫が居住した地として知られている。しかしその実態は絶えず火の恐怖と隣り合わせだった銅山集落、波乱に...

廃村
#008 愛宕下集落
足尾銅山の愛宕下集落は山火事跡に開発され、一時期は銅山としては最大規模を誇った鉱山夫住宅群。現在はその殆どが解体されてしまったが道路沿いにはいまだこの場所に居住する方も、解体が幾度と無く噂されている足尾銅山関連施設の中でも歴史的価値の高い現存する住宅と当事の写真と共にその歴史を...

廃村
#006 湯ヶ滝集落
戦後復興に取り残された房総半島の山中集落、湯ヶ滝。温泉地としても知られる七里川温泉の対岸に今もひっそりと残る廃屋と残された残留物。それぞれの歴史を辿る為、ヤマビルだらけの山行へ。落橋や様々な環境変化が離村へと繋がったが実は近年まで人が住まう現住集落だったという聞き取り調査からそ...

廃村
#004 追原集落
行政が公式に県内には廃村は存在しないとしている千葉県、そんな房総半島ですが実は廃集落が幾つか存在します。温暖な気候と山岳産業や海に囲まれた豊富な漁業環境、しかし戦後復興と治水整備などの現代化が進むことでダム建設の計画が。建設予定地として揺れに揺れた山中の追原集落は地域住民を巻き...